【太る本当の理由】血糖値とインスリンに要注意!野菜ファーストが効く理由とは?
目次
✅ この記事のポイント
- 太る原因は「カロリー」だけじゃない!
- 血糖値が急上昇すると、脂肪が蓄積されやすくなる
- 野菜ファーストが痩せ体質をつくるカギ
- インスリンの分泌を抑える食べ方と生活習慣とは?
はじめに:なぜ「太る」のか?
「食べすぎたから太った」「運動不足だから太る」──確かに間違いではありません。
でも、実は体が脂肪を溜め込む根本的な原因は、別のところにあります。
それが、「血糖値の急上昇」と、それによって分泌されるホルモン「インスリン」です。
血糖値が急上昇すると、なぜ太る?
ごはんやパン、麺類などの糖質を食べると、血液中のブドウ糖(血糖値)が一気に上昇します。
この時、体は血糖値を下げるために「インスリン」というホルモンを分泌します。
インスリンは余ったブドウ糖を脂肪として蓄える働きがあるため、分泌が多くなるほど脂肪がつきやすくなる=太りやすくなるというわけです。
インスリン=肥満ホルモン?
インスリンは生命維持に不可欠なホルモンですが、以下のような働きがあります。
- 血糖を下げる
- ブドウ糖を筋肉や肝臓に取り込ませる
- 余分な糖を中性脂肪として脂肪細胞に貯蔵させる
この「脂肪を蓄える」性質から、インスリンは**“肥満ホルモン”**とも呼ばれています。
太らないためのカギは「インスリンの出番を減らす」こと!
重要なのは、インスリンが出る回数や量を減らすこと。
つまり、血糖値を急激に上げない工夫がポイントになります。
そのためにすぐできるのが、「野菜ファースト」です。
野菜ファーストのすすめ
▶ どうして野菜を先に食べるといいの?
野菜(特に葉物や海藻類)には食物繊維が豊富で、糖の吸収をゆるやかにしてくれる効果があります。
野菜を先に食べることで、あとに食べるごはんやパンの糖質の吸収スピードが抑えられ、血糖値の上昇がゆるやかになります。
▶ 食事のおすすめ順序は?
- 野菜・海藻・きのこ類(食物繊維)
- 肉・魚・卵・大豆製品(たんぱく質)
- ごはん・パン・麺(炭水化物)
他にもできる!インスリンを抑える習慣
- 加工糖質(お菓子・ジュース)を控える
- 白米より玄米・オートミールを選ぶ
- 食後に10分のウォーキング
- 間食を減らす or 食事回数を見直す(※16時間断食など)
まとめ:太るメカニズムを知って、賢くやせよう!
「太る=カロリーの摂りすぎ」と思われがちですが、実は血糖値の急上昇と、それに続くインスリンの過剰分泌がカギを握っています。
野菜ファーストなどのちょっとした工夫で、インスリンの出番を減らすことができ、自然と太りにくい体を作れます。
まずは**“何を食べるか”より“どう食べるか”**から、変えてみませんか?
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